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佐藤 和哉 篠笛(しのぶえ)
1981年、佐賀県唐津市生まれ。音楽に没頭する学生時代を経て、大学時代に篠笛が自分の音楽を表現するのに最も適していると悟り、2012年の国宝・薬師寺東塔解体式典での献笛を機に、篠笛奏者の道へ。
作曲家としても活動し、自身作曲の「さくら色のワルツ」が、ゆずの「雨のち晴レルヤ」のモチーフ曲として採用され日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。このほか、映画「本能寺ホテル」や「花筐」(大林宣彦監督)、NHKドラマ「昭和元禄落語心中」などに音楽で参加。佐賀県唐津観光大使、嬉野こころ大使も務める。
2022年活動10周年を迎え、3月には篠笛の音色によって美しい情景を描き出すアルバム『〇 en』(えん)をリリース。同作が、2022年8月~12月JAL国際線 機内エンターテイメントシステム「MAGIC」の音楽コンテンツに採用される。笛の音で景色を彩る奏者であり、情景から曲を紡ぐ作曲家として、京都を拠点に活動を続ける。
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東 誠三 ピアノ
東京音楽大学付属高校から東京音楽大学に進み、井口愛子、中島和彦、野島稔、片岡ハルコの各氏に師事。
第52回日本音楽コンクール第1位。
同校卒業と同時に、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学。
日本国際、モントリオール(カナダ)、カサドシュ(アメリカ)など、数多くの国際コンクールに入賞し、演奏活動に入る。リサイタル、オーケストラとの共演、室内楽などで幅広く活動。
第24回ショパン協会賞受賞。
2008年〜2012年には、ベートーヴェン:ピアノソナタ全曲演奏会が福島・三春交流館「まほら」にて開催され、好評を博した。2012年には、ジュネーヴ国際音楽コンクール・ピアノ部門の審査員を務めた。
CDもソロ、共演盤とも多数リリースされ、いずれも高い評価を受けている。
現在、東京藝術大学教授、東京音楽大学客員教授、日本ショパン協会理事。
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松永知史 ソプラノ
横須賀市出身。桐朋学園大学音楽学部卒業、沖縄県立芸術大学大学院修了。沖縄県人材育成財団海外奨学生として渡独。ミュンヘン市立リヒャルト・シュトラウス音楽院大学院修了。ジュリアードコンクール、ミュンヘン・ガスタイクコンクール入選など多数。ワーグナー協会奨学生。
ヨーロッパを中心に、オペラ「ラ・ボエーム」の主役ミミ、「魔笛」のヒロイン役パミーナなど多数出演。またソリストとしても、ブダペスト・ヨハン・シュトラウスオーケストラやバイエルン国立劇場の室内楽団と共演している。
2018年は日生劇場にて、オペラ「後宮からの逃走」の主役コンスタンツェを演じ、BS Premiumでも放映された。大河ドラマの演技・歌唱指導をはじめ、指導者としても多くの舞台に関わっている。
近年では、歴史やルーツのかきねを超えたやさしい「わ」が、歌と共に地域や子どもたちに広がる活動に力を入れている。二期会会員。